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不妊治療 Reproduction

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FT(卵管鏡下卵管形成術)

子宮卵管造影検査によって卵管の閉塞や狭窄が判明した場合、従来、特に両側卵管障害では体外受精をしなければ妊娠できないと考えられていましたが、FT(卵管鏡下卵管形成術)によって卵管の通過性を回復することにより、自然妊娠やタイミング法、人工授精などによる”体「内」受精”で妊娠することが可能となります。

日帰り入院で実施可能であり、手術時間も15分程度と短時間で、帰宅直後から通常の日常に戻ることができ、また費用の面でも健康保険や高額医療費の適応が認められ、生命保険会社による医療保険の対象となる場合もあるため、個人の経済的負担も少なくて済みます。体外受精にステップアップするより身体的にも経済的にも患者負担の少ない治療といえます。治療効果の面でも、手術後約1年以内に約30%〜40%の方が妊娠に至ると言われており、治療効果の非常に高い技術と考えられます。

以前に子宮卵管造影検査で「卵管が通っている」と言われた方の場合も、改めて検査し、結果を丹念に分析すると、通常より卵管が狭い場合や一部分が閉塞している場合もあります。そのような場合も、FT(卵管鏡下卵管形成術)を行うことで妊娠する可能性を高めることができ、効率よく治療することが可能です。

また、卵管鏡は直径0.5mmの極めて細い内視鏡であり、従来観察が困難であった卵管内腔を観察することが可能となり、卵管内の線毛の状態などを観察することで卵管の機能(働き)を推察することもできます。

卵管鏡下卵管形成術の手順

1. 卵管鏡を内蔵した細いカテーテルを用意します。
卵管鏡下卵管形成術の手順
2. カテーテルを腟から子宮へと挿入し、卵管に近づけます。
卵管鏡下卵管形成術の手順
3. カテーテルの風船(バルーン)を膨らませて、卵管の中へバルーンを進めます。
卵管鏡下卵管形成術の手順
4. バルーンを膨らませることで卵管の詰まっているところや狭いところを広げます。
卵管鏡下卵管形成術の手順
5. 卵管内の状態を、卵管鏡を使って観察します。
卵管鏡下卵管形成術の手順

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つばきウイメンズクリニック

〒791-1104 愛媛県松山市北土居5丁目11番7号
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理事長・院長 鍋田 基生
診療科目 産婦人科・新生児内科[小児科医師常駐]
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