診療のご案内

不妊治療 Reproduction

費用について

体外受精

胚移植

胚移植は、通常麻酔はなく、胚を入れたカテーテル(長いチューブ)を経腟的に挿入し、経腟超音波下にカテーテルの進入状況を観察しながら、最も妊娠成立に適すると思われる位置で胚を子宮内へ移植します。移植する胚は、今までの治療歴や年齢を考慮し学会規定のもと2個までを許容としますが、当クリニックでは多胎妊娠のリスクを十分に考慮し、年齢、治療回数に関係なく胚移植は基本的に1個の方針としています。

胚移植は通常、麻酔を使用する必要はありません。麻酔を使用しなかった場合、施術後にご自身で自動車や自転車を運転して帰宅することも可能です。

胚移植用カテーテルがスムーズに子宮内に入らない場合、カテーテルを入れやすくするために子宮頚部を器具で引き、痛みを感じることがあります。
この操作をしてもカテーテルが子宮内に入らない場合は、針で穿刺し子宮筋層を貫いて子宮内膜に移植を行うことがあります。また、痛みが強く移植が困難な場合、全身麻酔(静脈麻酔)を使用する事があります。その場合は、麻酔後当日の自動車や自転車の運転は避けてください。

移植する胚には、孵化補助(Assisted hatching)を実施します。「孵化」とは胚を覆っている殻(透明帯)から出ることです。胚は孵化をしないと子宮内膜に着床できません。胚が成長した後に孵化しやすいよう、レーザーを使用し透明帯を薄くする、または開口します。当院では、原則必要だと判断されたすべての症例に孵化補助を行います(自然孵化している場合は実施しません)。

当クリニックでは、卵巣刺激後のホルモン値上昇による卵巣過剰刺激症候群や子宮内膜の状態等を考慮し、採卵周期には新鮮胚移植をせず凍結保存を行い、次周期以降に融解胚移植を実施します。しかしながら、新鮮胚移植が有効と考えられる患者様はこの限りではありません。

胚凍結は、基本的に分割期胚(採卵後2〜3日目)と胚盤胞(採卵後5〜6日目)においてガラス化法(Vitrification法)で行います。クライオトップという媒体に胚を乗せて凍結します。
未成熟卵、受精しなかった卵子、異常受精卵、分割・成長しない受精卵等の治療に使用できない、または胚移植をできなかった卵子・受精卵(胚)、授精操作に使用しなかった精子等は、廃棄いたします。

胚移植スケジュール

胚移植当日 *トイレは済ませておく

12:30 来院 〜 受診手続き
IVFリカバリールームにて更衣
13:00〜14:00 胚移植術(お一人10分程度)
基本的に麻酔は無し
麻酔を使用しないため、ご自身での車の運転は可能

クリニックについて

診療のご案内

その他

つばきウイメンズクリニック

〒791-1104 愛媛県松山市北土居5丁目11番7号
TEL 089-905-1122 FAX 089-905-1102

理事長・院長 鍋田 基生
診療科目 産婦人科・新生児内科[小児科医師常駐]
麻酔科・生殖医療科[IVF]
泌尿器科[男性不妊]・女性医療科
診療時間
男性不妊外来 月1回・完全予約制
土曜 15:00〜17:00・日曜 9:00〜11:00
休診日 日・祝日・水曜日午後
facebookinstagramtwitter
ISO 9001
Doctors File
JISART(日本生殖補助医療標準化機関)
Fine