つばきウイメンズクリニック

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体内受精とは

女性の卵巣から排卵した卵子は卵管の先の部分(卵管膨大部)に取り込まれます。性交渉によって腟内に射精された精子もしくは人工授精によって子宮内に注入された精子は、卵子が取り込まれる卵管膨大部まで運動し進入します。卵管膨大部で卵子と精子は出会い、受精が行われます。

受精が完了すると、受精卵(胚)は約10cmある卵管内を1週間ほどかけて子宮内に移動します。この移動は卵管の蠕動運動や卵管内の細かなヒダ(線毛)によって行われます。移動する1週間のあいだに、受精卵(胚)は卵管内で分裂(分割)を繰り返し、発育します。受精卵(胚)は「卵管」という臓器で育てられます。卵管がただの管でなく、受精卵を育てる臓器と言われる所以です。

子宮に近づくころ、受精卵(胚)は着床する寸前の「胚盤胞」という状態になります。「胚盤胞」となった受精卵(胚)は子宮の内膜というところに着床し、妊娠が成立します。

このように卵子と精子が女性の体内で受精し、受精卵の発育などもすべて体内で行われ妊娠することを「体内受精」といいます。身体への負担が少ない自然妊娠に近い治療法です。


タイミング法

体内受精の方法のひとつで、排卵日を正確に特定し、その日に性交渉をしてもらう方法です。
週に2〜3回性交渉をもつことが可能な場合は、タイミング法の必要性はないかもしれませんが、多くの場合、排卵日を特定して性交渉を指導することにより妊娠率は上昇すると言われています。

対象となる方
スクリーニング検査で排卵障害や卵管の異常、精子数が少ないなどの明らかな不妊原因がなく、年齢的にも余裕があり、不妊期間が短い場合などが対象となります。

タイミング法の実際
超音波で卵胞の大きさを計測し、かつ血液検査でE2値やLH値などを測定します。
それにより卵胞の成熟度を推定の上、排卵の予兆であるLHサージを検出し、排卵日を特定します。